印鑑を注文する前に抑えて置きたいこと。注意点。
目次
印鑑の種類、それぞれの用途
実印
車、家、土地などの登記する際に使用。
相続が発生した際(親が亡くなった時)に使用。
銀行印
口座のパスワード。融資を受ける際の契約。
認印
重要な契約に使用。
数年間保存しておかないといけない書類の決裁。
仕事上や、諸々の書類において確認したという証。

1、パソコンの文字でなく、手書きの文字であること
判子は、財産を管理するパスワードでもあり、人生を切り開く大切な道具ですので同じ形があってはいけないかつ、同じ物が簡単に作られては大変なことになります。
パソコンが普及するまでは、各々印鑑屋さんが各々も文字で作ることで、当たり前のように異なった文字の癖、字形でつくられ唯一無二でした。
今ではパソコンの文字を使うことで似たような印鑑かつ、肉太い丸ゴシック体のような印鑑が大半となってきており、唯一無二の存在が希薄になってきております。

2、注文する前にどんな形になるか草稿(下書き)を見せてもらう。
印鑑は、人生を切り開く道具かつ、一生使っていくものなので、数店舗から草稿を書いてもらって見比べると良いかと思います。
草稿が手書きでない物、雑な物は却下されるとよいかと思います。
3、「一級印章彫刻技能士」という言葉に御注意。
私も一級印章彫刻技能士を取得しておりますが、人によっては、仕事はパソコンの文字を使って一級技能士とは掛け離れた印鑑が市場に出てるのも現実です。
技能士を取得したら、技術を磨くということを止める方が多すぎる。技能士を取得した段階では、実際のとこまともな印鑑は作れない。
そういう点に置いても草稿を書いて貰うのが、一番よい判断材料になります。
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草稿のご提案料
草稿であっても何種類も書くとなると、それなりの時間を有しますので、1点につき2,200円を事前に頂き、注文を頂く際に、使用した草稿の代金を差し引いた料金とさせて頂いております。
例)相馬宗典(中枠の細字)、宗典(印相印)、宗典(中枠の細字)の3パターンを提案のご依頼から最終的に「宗典(印相印)」を選ばれ、実印(象牙(並))でご注文を頂いた場合。
【草稿依頼の際】
草稿代 2,200×3点 = 6,600円
【実印の発注の際】
実印 55,000円 – 草稿代 2,200円 = 52,800円
当店のお勧め
当店は、“実印と認印”の組合せをお勧めしております。
認印は、使用頻度が高いので事務的になり軽視されてますが、一番トラブルを引き起こす可能性が高い契約に捺します。また使用頻度が高いので大事な判子です。
先で実印と、銀行印を分けて使いたいと思った際に最後に銀行印を作られることをお勧めします。
以上となりますが、ご質問が御座いましたらご遠慮なくご質問下さいませ。

